
長靴をはいている仕事というと、街の魚屋さんを想像します。
最近はあまり見かけなくなってしまったかもしれません。
街の魚屋さんといえば、お金のやりとりにレジを使わず、
お客さまから受け取った代金を天井から吊るしたザルに入れる……
そんな昔ながらのイメージがあります。
コンピュータとはまるで縁のない仕事。
いや、むしろ 「コンピュータなんて必要ない」 と思っているかもしれません。
なぜなら、彼らは 「自前の勘と経験と度胸」 で、しっかりと採算を取っているからです。
魚屋さんの仕事の流れ
街の魚屋さんは、毎朝、市場へ行き、その日売る分の魚を仕入れます。
自分で仕入れるので、仕入れ値はすべて頭の中に入っています。
仕入れた魚を店に並べ、売値を決める。
夕方になり閉店が近づくと、値引きをして、最後の一匹まで売り切る。
そして、1日の終わりにザルの中のお金を数え、
仕入れた金額を引けば、その日の儲けがわかる。
長年の経験で培われた勘に、大きな狂いはありません。
しかし、ここで 「マイツールを使ったらどうなるか?」 を考えてみましょう。
マイツールで変わる魚屋の経営
例えば、閉店間際の値引き。
この値引きは、本当に適切だったのか?
「もっと仕入れても売れたかもしれない」
「仕入れすぎてしまったのではないか?」
そうした疑問に、マイツールはが教えてくれます。
マイツールを使った売値の決め方
- 仕入れた魚ごとに、仕入れ値と数量をマイツールに入力する。
- マイツールの画面を見ながら、魚の売値を決める。
- マイツールが、売値から仕入れ値を引き、魚ごとの粗利益を一瞬で計算する。
- その合計が、今日の粗利益。
- 粗利益の多い順に並び替える。
今までのやり方との違いは何でしょうか?
「粗利益が開店前にわかる」ことの意味
これまでは、店を閉めた後になって初めて 「今日の儲けがいくらだったのか?」 を知ることができました。
しかし、マイツールを使えば、開店前にそれがわかる のです。
すると、どうなるか?
・魚の並べ方が変わる
・お客さまへの呼び込みが変わる
・「今日のおすすめ」が、自然と粗利益の高い魚になる
そして、値引きの仕方も変わる。
値引きすることでどれだけの利益を残せるかが、感覚ではなく 数字 で見えてくるのです。
マイツールを使うと、仕事が楽しくなる
こうして粗利益が増えてくると、仕事が楽しくなってきます。
お店には、いつも鮮度の良い旬の魚がたくさん並ぶようになり、お客さまも喜ぶ。
やがて、お客さまが増え、さらに店が繁盛する。
その成長のきっかけを、マイツールが作ってくれるのです。
マイツールは難しくない
ここまで使うコマンドは、たったのこれだけ。
・F(表を作る)
・E(入力)
・C(計算)
・TL(合計)
・S(並べ替え)
どれも 1文字 のコマンド。
難しいことは何もありません。
マイツールを使ってみたくなりませんか?
西先生、私の理解は合っているでしょうか?
(マヒマヒ)