マイツールでスケジュール管理、いかがでしょうか?
続けている方も、そうでない方も大丈夫。私としては、「毎日マイツールを立ち上げてコマンドを入力する」ことが、使いこなせるようになる一番の近道だと思います。
毎日使ううちに、気がつけば“マイツール脳”になっているはずです。
今週のテーマは「UPD」
今週は、コンピュータらしさを存分に味わっていただきたい回です。
これまでソート(S)やサーチ(SH)など様々なコマンドに触れてきましたが、今回は「UPD」(アップデート)コマンドに挑戦します。
曜日自動入力の仕組み
スケジュール管理のための一行1データがあります。
「WHEN」列に日付(例:7.16)、隣の「曜」列に対応する曜日(例:水)を入力したい――
カレンダーで毎回調べるのは大変です。そんな手間はマイツールに任せましょう。

1年分(1.01~12.31、365行)の「日付・曜日」データ表を作成します。
このデータは、ファイル(WFL)で「yobi」という名前で保存しておくのが便利です。
WFLドン yobiドン パック(Y)ドンドン


裏画面(DS/X)の活用
ここで、UPDコマンドを実行する前に、「画面分割機能」を使いましょう。
DSドン(Divide Screen) で画面を上下2分割
DSドン1(上下)ドンドン2(バックエリア)ドン

下:メイン画面(スケジュールなど編集対象)
上:裏画面(参照するyobiデータ等)
Xドン(Exchange) で裏・表を切り替え
データの突き合わせや確認にとても便利です!

UPDコマンド実践
画面を上下2分割
DSドン1(上下)ドンドン2(バックエリア)ドン
UPDコマンドを実行すると、下の画面にスケジュール表、上の画面に「yobi」ファイルを表示が表示されます。
UPDコマンドを実行
コマンド完了までにステップが多いです。
必ず出来ますので確実に進んでください。
UPDドン
- 書きかえるのは:(画面なので)1ドン
- 照合するぺージは:yobiドン( ※.mypは不要)
- 画面のキー列は:(画面は下側(スケジュール)、キー列はWHENなので)2ドン(マウスでクリックしてもよい)
- ページのキー列は:(ぺージは上側(曜日)、キー列はWHENなので)1ドン(マウスでクリックしてもよい)
- 置換方法:Rドン(マウスでクリックしてもよい)
- ページの何列目を使いますか:(曜の列なので)2ドン
- 画面の何列目を書きかえますか:(曜の列なので)3ドン
- 書きかえの種類は:(他には無いので)ドン

UPDは、置換だけでなく様々な一括処理に使える強力コマンドです。ぜひ活用方法を広げてください。

応用例
- 商品マスタから商品名を一括入力
- 郵便番号から住所を自動で入れる
- 顧客コードから顧客名を反映
“面倒なことはマイツールにやらせる”――これぞコンピュータ活用の神髄です。
まとめ
UPDと裏画面操作(DS/X)は、マイツールを仕事で「本当に使いこなす」ための大きな一歩です。
ぜひ“やってみる”ことで体験してみてください。
鉄則
画面は表画面(データページ)、ページは裏画面(参照ページ)