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マイツール四天王、道具として使い込む経営者たち

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 わたしの知る限り、マイツール使いの“四天王”といえば、この4人に尽きます。
西順一郎先生、広島の井辻栄輔さん、東京の木原正勝さん、そして今市の上澤卓哉さん。

 彼らの共通点は、「マイツールしか使わない」ということ。

 エクセルを使っている姿を、わたしは見たことがありません。

 そして全員が、現場を知る経営者でもあります。

■ 西順一郎先生

 西先生のマイツール活用は、スケジュール管理、名簿管理、決算処理です。

 この使い方は、なんと50年前からブレることなく、今も変わっていません。

 かつて発行されていた「西研新聞」の文章や表紙の目次もマイツールで作られていました。

 名刺の裏の略歴もマイツールで作ったことがわかります。

 先生のマイツールのフォーマットは、どれも余白や文字配置まで美しいです。

 先生が主催する「マイツール経営教室」の進行スタイルも、わたしが35年前に受講したときとまったく同じ。

 マイツールの本質を理解するための場であり、まさに原点です。

■ 井辻栄輔さん(広島)

 井辻さんも、今でも毎日マイツールを使っています。

 主な用途はスケジュール管理。これが動かなくなると、困ります。

 新しいパソコンに移行するたび、わたしのもとに連絡が来ます。先日もその対応をしました。

 井辻食産の社長時代には、西先生の『マイツール入門』にも、
「3M経営(みんなでMG、マイツール)」の実践企業として紹介されました。
いち早くマイツールで企業革命を起こした方です。

 また、3×3のマンダラにも深く関わり、かつては「マンダラ通信」という一人新聞を毎月700人に発行していました。

 井辻さんが作る資料は、マイツールで作成されたマンダラで構成されており、そのレイアウトを見れば、「ああ、これは井辻さんのだ」とわかるほど個性がにじみ出ています。

■ 上澤卓哉さん(今市)

 日光の手前、栃木県今市でたまり漬けの製造販売を行っている上澤さん。

 マイツールを使い始めたのはわたしと同じ頃で、マイツール教室でもよく顔を合わせました。

 上澤さんは顧客管理をマイツールで徹底して行っています。

 年に数回、東京の百貨店で開催されるイベントに出展する際、この名簿が威力を発揮します。

■ 木原正勝さん(東京)

 木原さんは工務店を経営しており、マイツールは見積もりの積算や会計処理に活用しています。

 最近、ゲーム用の横長のディスプレイを導入されました。

 もちろん、マイツールの画面表示を最適化するためです。

 1行1データの横長表がスクロールせずに一覧できます。

 見積作成では、「表画面・裏画面・裏裏画面(RBB)」を使い分け、
表画面:工事の明細表
裏画面:仕入先リスト
裏裏画面:見積明細表
と使い分けることで、よりスピーディーに工事の収支、今いくら儲かっているかわかるようになったそうです。

 いまもなお仕事の改善を続けている姿勢に、驚かされます。

共通点は「道具として使い込んでいる」こと

 この四天王に共通しているのは、
マイツールを“自分の道具”としてとことん使い込んでいることです。
まるで、
料理人の包丁
大工のカンナ
野球選手のグローブ
のように、マイツールは自分の手に馴染んだ道具になっています。

 何かを始めようとするとき、まずマイツールを立ち上げ、
「F」ドンっと、コマンドを入力して始める、
「マイツールだったら、こうすればできる」という発想が自然と浮かびます。
コマンドの流れが頭の中に描かれ、それが仕事の段取りを形づくるのです。

 コマンドは、言葉です。

 そう、マイツールが教えてくれるのです。

 それは、マイツールの生みの親・荒川博邦さんが込めた思想そのものなのです。

 (マヒマヒ)