春の新商品キャンペーン、夏の応募企画、秋のイベント。会期が来るたびに、キャンペーンサイトの制作を毎回ゼロから発注していませんか。毎年おなじ企画なのに、毎年おなじ説明をして、毎年おなじ時間と費用がかかる。心当たりのある方も、多いのではないでしょうか。
同じかたちのサイトは、型で回すと速くなり、費用もおさえられます。わたしたちは、ある販促支援の会社と組んで、応募フォームや予約サイト、イベントのWebサイトを何年も作りつづけてきました。回を重ねた分だけ、立ち上がりは速くなっています。
毎年おなじサイトを、毎年ゼロから作っている
キャンペーンサイトには、動かせない日付があります。商品の発売日、イベントの当日、応募の締切。チラシやSNSの告知が先に世へ出るので、開始日にはサイトが開いていることが、企画の前提になります。
それなのに、準備は毎回ふりだしに戻りがちです。フォームにどの項目を置くか、個人情報をどう預かるか、当選の連絡や賞品の発送へどうつなぐか。頼む先が変わるたびに、この説明をくり返すことになります。急いで作れば費用はかさみ、確かめる時間は削られていきます。
いちばん大事にしたのは、「同じところは作り直さない」こと
応募フォームも、予約サイトも、受付フォームも、骨組みはよく似ています。名前と連絡先を受け取り、内容を確かめて、控えのメールを送る。この流れは、企画が変わっても変わりません。予約なら空き枠の管理、応募なら抽選の段取りと、足し引きはあっても土台はひとつです。
だから骨組みは使い回し、企画ごとに変わるところだけを新しく作ります。どこまでを型に任せ、どこからを作るかは、お客さまの状況と企画の中身で、その都度見きわめます。2回目からは「今回はここが違う」の話から始められるので、見積もりは早く出て、作る時間も短くなります。
変わるところの代表が、デザインです。紙のチラシの素材をお預かりして、その世界観のまま、申込画面をわたしたちが作ります。チラシを手にした人が、おなじ空気の画面で申し込める。応募する人の目線で、企画に入り込める画面を心がけてきました。仕上がりに直しのご依頼をいただいたことは、これまでありません。
応募フォームも予約サイトも、同じ骨組みから
この進め方で、ひとつの会社といっしょに、さまざまな企画のサイトを作ってきました。たとえば、こんな仕事です。
- 新商品やモニター募集の応募フォーム。会期が来たら開き、締切が来たら閉じる
- 工場見学の予約サイト。空いている日時を選んで、その場で申し込める
- 毎年ひらかれるイベントの案内サイト。年ごとに中身を入れかえて公開する
- セミナーやシンポジウムの受付フォーム
- SNSを使った応募キャンペーンの企画と運用
予約サイトの作り方も、根っこは応募フォームと同じです。名前と連絡先を受け取る流れに、空き枠の管理がひとつ加わるだけ。別ものと考えて別々に発注するより、同じ型の上で作るほうが、ずっと速く形になります。同じ骨組みだからこそ、去年の反省を今年の形にすぐ活かせます。
会期に間に合わせる、という約束
この仕事でいつも気を張るのは、締切が相手の都合で決まっていることです。ふつうのホームページなら、公開を1週間ずらす相談もできます。キャンペーンは告知が先に世へ出ているので、開始日を守ることが、なによりの約束になります。
型は、この約束を守るための道具でもあります。作り慣れた骨組みなら、どこに何日かかるか、見通しが立ちます。見通しが立つから、間に合うと言い切れます。締切のある仕事ほど、型の値打ちは大きくなります。
急な内容の変更も、ありました。それでも、開始日には間に合わせています。型で土台の時間を短くしてあるからこそ、変更に使える時間が残ります。
型は、回すほど育つ
毎年ひらかれるイベントのサイトは、毎年いっしょに作りなおしています。レシピを紹介するサイトの運営や、画像の素材を関係先へ配るしくみなど、毎月の運用を預かっている仕事も、何年もつづいています。型で速く立ち上げて、終わったら次の企画へ。このくり返しが、そのまま信頼の積み重ねになりました。
フォームは入り口にすぎず、そのうしろには確認や連絡の手作業が続きます。受け付けたあとの流れごと軽くする工夫は、申込の受付から通知までを自動化した事例でも紹介しています。あわせて読んでいただくと、受付業務の全体が軽くなる道筋が見えてきます。
回を重ねるごとに、お任せいただく範囲は広がり、ご発注も早くなりました。いまでは、ひとことのご連絡から次の企画が動き出します。
わたしたちにも、相談できます
毎年のキャンペーンサイトや予約の受付を、毎回ゼロから発注しているなら、お問い合わせから気軽にご相談ください。いまの企画の流れや、これまでに作ったサイトを見せていただくところから、いっしょに考えられます。
