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Excelの台帳が、Webになったら

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 お客様の一覧を、Excelのファイルひとつにまとめている。多くの会社で、ふつうに見かける景色です。使う人がひとり、ふたりのうちは、それでなんの問題もありません。

 ただ、使う人と直す回数が増えてくると、小さな「困った」がすこしずつたまっていきます。その困りごとが、Webにするとどう変わるのか。実際にさわって確かめられる「動くサンプル」を作りました。検索も、並べ替えも、その場での修正も、権限の切り替えも、本物の画面のまま試せます。

 顧客名簿の動くサンプルをさわってみる(別タブで開きます)

Excelの名簿で起きやすい困りごと

 現場でよくうかがうのは、次の3つです。

  • ファイルのコピーがどんどん増えて、どれが最新か分からなくなる。「顧客台帳_最新_v3_修正版(コピー).xlsx」のようなファイル名は、その典型です
  • だれかが開いていると、ほかの人は「読み取り専用」で開くしかない。直したい人は、順番待ちになります
  • 数式やマクロの中身が、作った人にしか分からない。その人が異動や退職でいなくなると、だれも直せなくなります。「#REF!」エラーがそのまま残っているのは、その入り口です
Excel風の顧客台帳の画面。ファイル名は「顧客台帳_最新_v3_修正版_田中(コピー).xlsx」で、読み取り専用の表示があり、電話番号の1つが「#REF!」エラーになっている

 どれも、Excelが悪いわけではありません。ひとりで使う道具を、みんなで共有する台帳として使い続けたときに出てくる、運用の限界です。

Webにすると、こう変わる

これまで(Excel)

Webにすると

だれかが開いていると読み取り専用になり、順番待ちになる

みんなで同時に開いて、いっしょに書き込める

コピーが増えて、どれが最新版か分からなくなる

台帳はいつもひとつ。開けば必ず最新の状態

作った人しか中身が分からず、辞めると直せない

だれが直したか記録に残るので、みんなで安心して手を入れられる

サンプルは、業務システムの画面そのもの

 公開したサンプルは、説明のためのページではありません。導入したあと毎日さわる、業務システムの画面そのものとして作っています。だから、使い心地をそのまま確かめられます。

  • 「編集」から、担当者や電話番号をその場で直せます。保存すると変更の記録に残り、だれがいつ何を直したか、あとから追えます
  • 権限を「見るだけ」に切り替えると、編集ボタンが消えます。見るだけの人と直す人を分けておけば、うっかりの書き換えを防げます
  • 「会社名」「最終連絡日」の見出しで並べ替え、検索欄で会社名・担当者名のしぼり込みができます
  • スマホなど狭い画面では、表が自動で読みやすいカードに変わります

 画面の上には、いま同じ名簿を開いている人も出ます。Excelの「開けるのはひとりだけ」は、Webではなくなります。

デザインとアクセシビリティ

 この画面は、デジタル庁が公開しているデザインシステムをもとに作っています。文字の大きさや色の見分けやすさ、マウスを使わずキーボードだけでの操作まで、どんな人にも使いやすいことを先に考えました。

 見た目や操作のしやすさは、ただの飾りではありません。目が見えにくい方も、その日入ったばかりの方も、同じように迷わず使える。それが、業務システムが毎日の仕事になじむかどうかを支えます。

このサンプルの位置づけ

 このサンプルは、動きを分かりやすくお見せするためのもので、データはすべて架空です。実際のお仕事では、この画面と同じ作り・同じ進め方で、お客様の名簿に合わせてわたしたちがいっしょにお作りします。

 顧客名簿の動くサンプルをさわってみる(別タブで開きます)

 業務システム開発の内容と進め方は業務システムのご案内に、使い慣れたしくみをWebへ移行した実例は使い慣れた勤怠管理を、そのままWebににまとめています。あわせてご覧ください。